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なぜ「牛や」?②

 朝早く起きてから2時間ほど材料とにらめっこしながらかばんの作り方を独学で研究、
その後は今まで通 りかばんを販売するために職場やお客様の家を訪問し、夜にはまたかばん作り。
ひたすら悩み、そして練習し、試作品を作りました。
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そんな日々を送るうちに、話が広がり、鞄の製造の知人や職人の知人も増えてきました。
練習、実践、試作、また練習・・・
そうこうして、かばん作りを始めていくうちに、「こんなに繊細な技術が要求される物作りはそうそうない」
と感じました。わずかな縫い目のずれがかばん全体にゆがみを起こし、見た目はおろか機能すら損なわれてしまうのです。
ぴったり左右対称に縫わないと、かばんを立たせることすらできないのです。

syoku4.jpgこうした努力を毎日毎日、そして5年程続けた結果、ようやく納得のいくかばんが出来上がりました。

テーマは「使いやすいこと」。

かばんはファッションの 一部である以前に、「荷物を運ぶ」機能を十分に持ち合わせていなければなりません。

毎日使う物だからこそ機能性、耐久性にこだわります。
そこに手触りの良さ、飽きのこないデザイン、風合いを調和良く組み合わせたかばんこそ、たくさんの人に愛されるかばんであるに違いない・・・。

そんな思いで一心不乱にかばんを作 り、ついに生み出したのは小さな牛革の鞄でした。

 仕入れた他のかばんに混じって、訪問先でオリジナルのかばんが販売されるようになると徐々に
評判になり、多くの皆様に手作りかばんが愛用されるようになってきました。
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知人の職人も賛同し、いざ大手百貨店のかばん売り場に商品を並べる許可をいただき、そこからまたたくさんの人に自分たち作ったかばんを知っていただくこともできるようになりました。

手造りから始まり、この米沢の「ものづくりの精神」から生み出されるかばんが、一つの形になって
いったのです。
   米沢の「ものづくりの精神」にちなんでオリジナルブランド「牛や」が誕生したのです。